20年前にファッション愛好家の心を掴んだ名作『プラダを着た悪魔』。待望の続編制作がついに本格化しています。
ミランダとアンディの息の詰まるような関係性は現在でも多くの人に語り継がれ、ファッション映画の傑作として色褪せることなく愛され続けています。
続編『プラダを着た悪魔2』は、デジタル化・サステナビリティ・インクルーシブが浸透した2020年代のファッション業界を背景に、キャリアと恋愛、自己実現というテーマを現代版にアップデートした必見の作品となる予感。
この記事では、『プラダを着た悪魔2』の公開予定日やキャスト情報、ストーリーの見どころを、業界の最新情報とともに詳しく解説していきます。
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『プラダを着た悪魔2』の公開日はいつ?最新発表と作品の概要
『プラダを着た悪魔2』の公開日や現在までにわかっている最新情報、作品の概要について説明します。
公開日と最新情報
『プラダを着た悪魔2』(The Devil Wears Prada2)のアメリカ公開予定日は2026年5月1日です。
日本国内の公開日については、2025年9月現在まだ発表されていません。
前作の全米公開から日本公開までは約5ヶ月かかったので、続編も2026年の年末ホリデーから翌春にかけての日本公開が有力視されています。
前作公開から20年が経過し、ファッション業界を取り巻く環境は激変しました。
SNSやインフルエンサーが主導する経済、中古品やリセール市場の急拡大、そして環境への配慮を重視するサステナブル志向が当たり前となった現在、2006年の状況とは様相が一変しています。
この大きな変化を背景に、前作が問いかけた「職業への責任感と自分らしい生き方をどう両立させるか」という普遍的なテーマを、現代の価値観で見直すことが続編の核心的な魅力となりそうです。
時代の変遷とともに、働くことの意味や自己実現のあり方について、新しい答えを示してくれるのではないでしょうか。
続編はどんな作品?『プラダを着た悪魔2』の概要
『プラダを着た悪魔2』(The Devil Wears Prada2)のストーリーは印刷メディアの衰退を背景に、鬼編集長ミランダ(メリル・ストリープ)が自身のキャリアや時代の変化に向きあう様子が描かれるといわれています。
また同僚エミリー(エミリー・ブラント)がラグジュアリーブランドの重役となり、ミランダとの対立などが描かれる見込みです。
前作同様、華やかなファッションと裏側の厳しい業界が舞台となり、日本ブランド「sacai」なども登場しているとの目撃情報も。
辛口ユーモア、仕事の倫理、キャリアと私生活の葛藤なども継承し、新たなテーマとしてSNSとアルゴリズム、サステナと透明性、インクルーシブな美意識、リモートやハイブリッドな働き方などが描かれると予想されます。
『プラダを着た悪魔2』キャスト最新情報:アン・ハサウェイ、メリル・ストリープは続投する?
『プラダを着た悪魔2』(The Devil Wears Prada2)では、すでに主要キャストのアン・ハサウェイ、メリル・ストリープ、エミリー・ブラントなどの続投が決定し再集結しています。
主演のアンハサウェイは、撮影初日の様子をSNSで投稿し、ファンの間でも話題になりました。
撮影風景もメディアで多数公開されており、ファッション性の高い作品として期待が高まっています。
キャスト情報と代表作
主要キャストの情報と『プラダを着た悪魔』以外の代表作について紹介します。
アン・ハサウェイ
アン・ハサウェイ(Anne Hathaway)は、1982年生まれ、ニューヨーク出身の女優。
2006年公開の『プラダを着た悪魔』で主人公アンドレア・サックス(アンディ)役を演じ、圧倒的な人気と高い評価を獲得しました。
デビュー以来、華やかさと親しみやすさを兼ね備えた多面的な個性が、長年多くのファンを惹きつけています。
『レ・ミゼラブル』では高い歌唱力も評価されており、感情表現の豊かさやドラマティックな存在感が唯一無二の女優です。
- 『プリティ・プリンセス』(2001)
- 『ラブ&ドラッグ』(2010)
- 『レ・ミゼラブル』(2012)
- 『インターステラー』(2014)
- 『オーシャンズ8』(2018)
メリル・ストリープ
メリル・ストリープが隠した『プラダを着た悪魔』と『マンマ・ミーア』の共通点。
— FRONTROW (@frontrowjp) May 29, 2023
ドナが「マネー、マネー、マネー」を歌いながら、女手ひとつでホテルを切り盛りして“いつかお金持ちになってやる!”と力強く宣言するシーンでミランダ愛用のサングラスを着用している。https://t.co/zKQ8wEW3yl pic.twitter.com/PCBQV1Lrd1
メリル・ストリープ(Meryl Streep)は、1949年生まれのアメリカを代表する女優。
『クレイマー、クレイマー』(1979)でアカデミー助演女優賞、『ソフィーの選択』(1982)、『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』(2011)でアカデミー主演女優賞受賞と、3度のオスカーに輝いてます。
卓越した演技力と、幅広い役柄で発揮される圧倒的な存在感、知性と深みのある表現が魅力。
映画界のレジェンドとして、今なお新しい挑戦を続けるトップ女優です。
- 『クレイマー、クレイマー』(1979)
- 『ソフィーの選択』(1982)
- 『マンマ・ミーア!』(2008)
- 『マディソン郡の橋』(1995)
- 『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』(2011)
エミリー・ブラント
エミリー・ブラント(Emily Blunt)は、1983年生まれのイギリス出身の女優。
『プラダを着た悪魔』(2006)で、鬼編集長ミランダ(メリル・ストリープ)のアシスタント役を演じ、ゴールデングローブ賞や英国アカデミー賞など主要映画賞にノミネートされました。
華やかな美貌と知的な佇まい、幅広い役柄を演じ分ける実力派として高く評価されています。
- 『オール・ユー・ニード・イズ・キル』(2014)
- 『クワイエット・プレイス』シリーズ(2018〜)
- 『メリー・ポピンズ リターンズ』(2018)
- 『オッペンハイマー』(2023)
- 『フォールガイ』(2024)
スタンリー・トゥッチ
コーンチャウダーとは興味深い選択ね。その主成分は脂肪だって、知ってるわよね? ナイジェルpic.twitter.com/vPNeu1bpUN
— プラダを着た悪魔セリフbot (@prada_debil) April 27, 2017
スタンリー・トゥッチ(Stanley Tucci)は、1960年生まれ、ニューヨーク州出身の俳優・映画監督です。
『プラダを着た悪魔』(2006)では、ファッション誌「ランウェイ」のアートディレクター兼、編集長ミランダの右腕であるナイジェル役を演じました。
ファッション業界の厳しい環境の中で、主人公アンドレア(アン・ハサウェイ)に時に厳しく、時に優しく指導し支えるナイジェル。
スタイリッシュで少し辛辣な一面も持ちながらも、芯はこころ優しい人物として描かれており、スタンリー・トゥッチ自身もこの役が最も自分に似ていると語っています。
私生活ではエミリー・ブラントの姉フェリシティと結婚しています。
- 『ターミナル』(2004)
- 『ジュリー&ジュリア』(2009)
- 『ラブリー・ボーン』(2009)
- 『スポットライト 世紀のスクープ』(2015)
- 『教皇選挙』(2025)
新キャストは誰?ネイトとは別れ、新恋人が登場する可能性
前作『プラダを着た悪魔』でアンディの恋人を演じたエイドリアン・グレニアーは、続編には出演しない見通しです。
その一方で、アンディの新たな恋人役としてパトリック・ブランマールが起用されました。
キャラクターの詳細はまだ発表されていませんが、年代やキャリアの異なる人物像が描かれることで、アンディの私生活とキャリアの両立というテーマが、より現代的な視点で掘り下げられる可能性があります。
さらに続編では、新たに実力派の俳優陣が参加。
ミランダの夫役にはケネス・ブラナーが加わり、冷静で知的な存在感が、ミランダの私生活と影響力を立体的に映し出す役割を担うと見られます。
さらに、ファッション業界の大物としてルーシー・リューが出演。国際的なブランドやメディアの動きが物語に関わる展開を後押しする可能性があります。
このほか、ジャスティン・セロー、B・J・ノヴァク、ポーリーン・シャラメ、シモーヌ・アシュリーの参加も伝えられています。
いずれもテレビや映画で存在感を示してきた面々で、編集、マーケティング、デジタル戦略など、現代のファッション業界を支える領域に関わる役どころが想定されます。
『プラダを着た悪魔2』ストーリー予想とあらすじの手がかり
『プラダを着た悪魔2』のストーリーは公式には未発表ですが、複数の報道や関係者コメントから次のような展開やあらすじが有力と考えられています。
物語の舞台とあらすじ
舞台は引き続きニューヨークの有名ファッション誌「ランウェイ」編集部。
大きな変化として、雑誌業界全体の衰退や経営難が物語の核心となりそうです。
ミランダ・プリーストリー編集長は、経営危機に直面し、かつてのアシスタントのアンディ(アン・ハサウェイ)や、現在は高級ブランド幹部となったエミリー(エミリー・ブラント)に接近する形でストーリーが動き出します。
エミリーはミランダに対して長年の恨みを抱きつつも、「ランウェイ」編集部の買収を画策し、新たな勢力図や対立構造が描かれると噂されています。
ブライダル雑誌の編集部や高級ブランド業界など、新たなフィールドや人間関係も展開。
紙媒体からデジタルへの移行や、多様化するファッションビジネスの課題など、現代的なテーマも盛り込まれる見込みです。
ストーリー予想のポイント
『プラダを着た悪魔』の続編は原作小説『プラダを着た悪魔 リベンジ!』の展開から大幅にアレンジが加えられ、完全オリジナル脚本となる模様です。
編集長ミランダのカリスマ性、アシスタント時代から成長したアンディやエミリーの社会的地位がどう交錯するのかが大きな見どころ。
さらに、最新ファッションやブランド、豪華な衣装にも注目が集まっています。
経営難の「ランウェイ」、現代デジタル時代への適応、新旧の権力闘争、かつての部下たちとの心理的・ビジネス的な再会が主軸となるストーリーが展開される可能性が高いです。
『プラダを着た悪魔2』監督・プロデューサーは誰?製作陣に変化はあるのか
『プラダを着た悪魔2』の監督・プロデューサーなど主要な製作陣には、前作とほぼ同じ顔ぶれが揃っています。
監督 | デヴィッド・フランケル (前作『プラダを着た悪魔』と同じ) |
---|---|
脚本 | アライン・ブロッシュ・マッケンナ (同上) |
プロデューサー | ウェンディ・フィネルマン カレン・ローゼンフェルト (いずれも前作参加) |
撮影監督 | フロリアン・バルハウス (前作と同じ) |
製作 | ディズニー傘下の20世紀スタジオ (旧フォックス2000ピクチャーズ) |
『プラダを着た悪魔2』では、衣装担当のパトリシア・フィールドが降板し、長年コンビを組んできたモリー・ロジャースが担当。
ロジャースは『セックス・アンド・ザ・シティ』続編の衣装担当として高い評価を受けており、シリーズらしさを保ちながら、2020年代の視点を取り入れた衣装表現が期待できます。
前作のファンにとって安心感のある体制のまま、現代的なアップデートを図るバランスの取れたスタッフ陣営といえるでしょう。
『プラダを着た悪魔2』撮影はいつどこで?ロケ地・衣装の最新トピック

『プラダを着た悪魔2』の撮影は2025年7月からスタートし、ロケ地はニューヨークとイタリア(特にミラノ周辺)が中心です。
主要キャストのメリル・ストリープやアン・ハサウェイがニューヨークでのロケに参加している様子も確認されており、ファンの間で撮影の目撃情報も多くあります。
撮影現場は、NY市警による通りの封鎖などで進められているため、現地での撮影の様子もSNSで話題となっています。
撮影時期と具体的なロケ地

撮影開始は2025年7月で、主なロケはニューヨーク・マンハッタンのオフィス街やグランドセントラル駅付近、1271 Avenue of the Americas(前作の主要ロケ地も再使用)やパトリック大聖堂などが確認されています。
一部シーンはイタリア・ミラノでも撮影を展開。ファッション業界の象徴的都市を舞台に、新旧のビジネス・シーンや夜の街並みが映し出されるようです。
衣装の最新トピック
現在、ニューヨークで撮影中の『 #プラダを着た悪魔2 』。パパラッチが捉えた、アン・ハサウェイら出演キャストのルックを随時更新でお届け!https://t.co/vMqpPcl3oo pic.twitter.com/Qv6gByVETI
— VOGUE JAPAN (@voguejp) September 28, 2025
衣装デザインはパトリシア・フィールドから新任のモリー・ロジャースに交代。
SNSやメディアによるパパラッチ写真では、アン・ハサウェイやメリル・ストリープが鮮やかなリゾートルックや最新のデザイナーズブランドを着こなし、話題になっています。
実際の撮影現場で使用されるブランドはプラダやグッチ、シャネル、ヴェルサーチなど、現代のラグジュアリー感を強調するラインナップが登場すると予想されています。
撮影現場とファン注目ポイント
地元ニューヨークのファッションファンや観光客は、撮影現場をSNSでリアルタイム報告しています。
アン・ハサウェイやメリル・ストリープが登場したシーンはすでに大きな話題になっており、数多くの雑誌でも取り上げられています。
ミッドタウン等で市警のロケ許可書や、早朝の撮影風景などがSNSで流出しており、ロケ地巡りもファンイベント化している模様です。
『プラダを着た悪魔2』見どころ解説:20年ぶりの帰還で何がアップデートされる?
『プラダを着た悪魔2』アン・ハサウェイ演じるアンディが纏う最旬ルックに話題集中!https://t.co/9yNrLkIQiZ pic.twitter.com/EcO4yHDyXW
— VOGUE JAPAN (@voguejp) September 13, 2025
『プラダを着た悪魔2』の大きな見どころは、主要キャストであるメリル・ストリープ(ミランダ役)、アン・ハサウェイ(アンディ役)、エミリー・ブラント(エミリー役)が再集結し、新たなキャストとしてルーシー・リューやシモーヌ・アシュリーが出演する点です。
舞台は現代のファッション業界となり、デジタル、サステナ、インクルーシブなどの劇的な変化が描かれることでしょう。
ストーリーでは、雑誌業界の衰退という時代背景のもとで、ミランダが依然として編集長としての威厳も保つ一方、エミリーがラグジュアリーグループの重役として成功を収め、二人が広告収入を巡って対決する展開が予想されています。
またファッション面でも、最新のリアルトレンドや華やかな衣装が数多く登場し、ファッション映画としての魅力がさらに増していることでしょう!
前作『プラダを着た悪魔』のおさらい

前作『プラダを着た悪魔』は、大学卒業後にジャーナリストを目指してニューヨークに出てきたアンディが、生活費のために世界的に有名なファッション誌「ランウェイ」の編集長ミランダのアシスタントとして働き始めるところから始まります。
最初はファッションに無知でダサかったアンディですが、厳しいミランダのもとでの激務を通じて、仕事の責任感やプロ意識を身につけ、同時にファッションセンスも磨かれていきます。
カリスマ編集長ミランダの厳しく圧倒的な職場支配、アンディの成長と心の変化、それに伴う人間関係の変化が大きな見どころだった前作。
仕事にのめり込むあまり、恋人や友人との関係がぎくしゃくし、アンディ自身も葛藤を抱えつつ自分らしさをも見つける姿が丁寧に描かれていました。
仕事とプライベートのバランスや、自己実現の葛藤をポップでおしゃれに描いた超名作です!
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『プラダを着た悪魔2』2026年5月アメリカで公開!20年ぶりの続編が待ち遠しい!
『プラダを着た悪魔2』は、2006年公開のヒット作『プラダを着た悪魔』から約20年ぶりとなる待望の続編作品です。
2026年5月1日、アメリカで公開予定ですが、日本での公開時期は現時点では未定。
監督は前作に続きデヴィッド・フランケルが担当。
主要キャストのアン・ハサウェイ(アンディ)、メリル・ストリープ(ミランダ)、エミリー・ブラント(エミリー)、スタンリー・トゥッチ(ナイジェル)も続投します。
前作のラストでは、アンディがミランダのもとを離れ新たな道へ進む姿が描かれました。
続編では、ミランダやエミリーの視点を含む新たなドラマが展開される予感!
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