大掃除あとは心のデトックス!年末年始に40代が「涙活」できる|おすすめの泣ける映画5選

40代が「涙活」できる 泣ける映画5選

今年も一年、本当にお疲れ様でした。 お部屋の大掃除は終わりましたか?

換気扇も窓もピカピカになって、気持ちいい!…はずなのに、なぜかドッと疲れが出ている。 そんなことってありますよね。

妻として、母として、そして仕事人として。 知らず知らずのうちに心の中に溜め込んだ「澱(おり)」のような疲れは、掃除機では吸い取れません。

そんな時、私が一番効くと思っているのが「映画で泣くこと」です。

大人になると、人前で泣くことなんて滅多にありません。 だからこそ、映画の力を借りて意識的に涙を流す「涙活(るいかつ)」は、高い美容液よりも即効性のあるデトックスになります。

翌朝、目が腫れても誰にも会わない「年末年始」だからこそできる贅沢(笑)。 40代の乾いた心に潤いをくれる、おすすめの5本をご紹介します。

▼ 時間がない人向け:今日紹介する5作品リスト
  • 『マイ・インターン』
    明日への活力になる「お仕事」デトックス
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  • 『きみに読む物語』
    王道の「恋愛」デトックス
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  • 『花様年華』
    極上の「映像美」デトックス
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  • 『八日目の蝉』
    衝撃の「邦画」デトックス
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  • 『私の中のあなた』
    魂の「家族」デトックス
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目次

まずは元気をチャージ『マイ・インターン』(The Intern)

項目内容
デトックス度★★★☆☆(スッキリ爽快)
おすすめな人・いきなり重い映画はしんどい人
・前向きな気持ちになりたい人
40代への
刺さりポイント
仕事と家庭の両立に悩む主人公が、等身大の私たちと重なる。
見終わった後、絶対に元気になれる。

「いきなり重たい映画を見るのはしんどい…」という方は、まずはここから。

ファッションサイトの社長としてバリバリ働く主人公(アン・ハサウェイ)の元に、70歳のシニアインターン(ロバート・デ・ニーロ)がやってくる物語です。

仕事と家庭の両立に悩み、夫との関係に傷つき、夜中に一人で涙する主人公の姿は、私たち世代には痛いほど刺さります。

でも、人生の大先輩であるデ・ニーロの包容力に、見ている私たちの肩の荷まで降りていくような感覚になるんです。

見終わった後には、「さて、来年もちょっとだけ頑張ってみようかな」と前向きになれる一本です。

関連記事: アン・ハサウェイのファッションにときめいた方は、こちらの記事もセットでどうぞ

忘れていた情熱を思い出す『きみに読む物語』(The Notebook)

項目内容
デトックス度★★★★☆(ロマンチックな涙)
おすすめな人・久しぶりに「恋」で泣きたい人
・夫婦の絆を感じたい人
40代への
刺さりポイント
若い頃の情熱的な恋と、老いてからの深い愛。
結婚生活を経た今だからこそ、ラストの意味が痛いほど分かる。

久しぶりに「恋」で泣きたいなら、迷わずこれです。

ある療養施設で、記憶を失った老婦人に、物語を読み聞かせる男性。 それは、若き日の二人の情熱的で、障害だらけの恋の物語でした。

若い頃の激しい恋愛模様も素敵ですが、40代になってから見ると、老いてなお妻を愛し続ける夫の姿に涙腺が崩壊します。

「夫婦として添い遂げること」の意味を突きつけられる、大人のための純愛映画です。

美しさに浸って現実逃避『花様年華』(In the Mood for Love)

項目内容
デトックス度★★★☆☆(静かなる陶酔)
おすすめな人・セリフよりも「雰囲気」に浸りたい人
・生活感を消して現実逃避したい人
40代への
刺さりポイント
溜息が出るほど美しいチャイナドレス姿。
大人の「許されない恋」のやるせなさが、静かに心に沁みる。

生活感あふれる年末年始の空気を、一瞬で変えたい夜に。 香港の名匠ウォン・カーウァイ監督が描く、大人の「秘められた恋」の物語です。

多くを語らないセリフ、薄暗い路地、そしてマギー・チャンの着こなすチャイナドレスの息を呑む美しさ。

「不倫」という言葉では片付けられない、理性を保とうとするがゆえの切なさが、40代の心に静かに染み渡ります。

ただ美しい映像に浸って、現実を忘れたい時におすすめです。

関連記事: この映画の『佇まい』や世界観にもっと浸りたい方は、こちらで詳しく語っています

母としての葛藤を洗い流す『八日目の蝉』

項目内容
デトックス度★★★★★(嗚咽レベル)
おすすめな人・とにかく激しく泣いてスッキリしたい人
・母性とは何かを考えたい人
40代への
刺さりポイント
誘拐犯と子供の逃避行。
許されない、けれど確かにそこにあった「母娘の幸せ」に涙が止まらない。

これを見る時は、バスタオルを用意してください。 不倫相手の子供を誘拐し、自分の娘として育てた女と、育てられた子供の物語です。

誘拐はもちろん犯罪です。でも、逃亡生活の中で二人が紡いだ時間は、紛れもなく「母と娘」の幸せな日々でした。

永作博美さんの演技が凄まじく、「母性とは何か」「正しさとは何か」を問われる衝撃作。

見終わった後、隣で寝ている子供の顔を無性に見たくなる、そんな映画です。

水分がなくなるほど泣く『私の中のあなた』(My Sister’s Keeper)

項目内容
デトックス度★★★★★(完全崩壊)
おすすめな人・翌日、目が腫れても大丈夫な人
・家族愛に触れて心を洗いたい人
40代への
刺さりポイント
母の執念、姉の願い、妹の決意。
親として、子として、どの視点で見ても心が震える最高傑作。

最後は、私が過去一番泣いたかもしれない映画を。

白血病の姉のドナー(治療の道具)となるために、遺伝子操作で作られた妹が、「自分の体を守りたい」と両親を訴えるところから始まります。

設定だけ聞くと重いですが、そこにあるのは家族それぞれの「深すぎる愛」です。 母親の執念、姉の願い、妹の決意。

どの視点で見ても涙が止まらず、見終わった後は憑き物が落ちたようにスッキリ。必ずもう一度最初から見返したくなる作品です。

翌日に予定がない日に見ることを強くおすすめします。

年末年始はU-NEXTで「引きこもり映画館」

今回ご紹介した5本の映画、いかがでしたか?

「久しぶりに『八日目の蝉』が見たいな」と思っても、寒い中レンタルショップに行くのは億劫ですよね。Amazonプライムなどでは有料レンタルになっている場合もあります。

でも実は、今回紹介した5本すべて、U-NEXTなら見放題で配信中なんです。 (※2025年12月時点の情報です)

U-NEXTは映画のラインナップ数が圧倒的なので、今回紹介したような「名作」を探す時には本当に頼りになります。

31日間のトライアル期間を活用すれば、このお正月休みの間に、5本すべての「涙のデトックスコース」を完走することも可能です。

こたつから一歩も出ずに、名作映画にどっぷり浸かる。 そんな贅沢な時間を過ごしてみませんか?

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涙は最高の美容液|スッキリして新年を迎えよう

忙しい毎日を送っていると、自分の感情は後回しになりがちです。 でも、そうやって溜め込んだモヤモヤは、いつか爆発してしまいます。

だからこそ、年末年始くらいは映画の力を借りて、思いっきり泣いて、心の毒出しをしてあげてください。

心を洗濯してスッキリすれば、きっと新しい年を晴れやかな笑顔で迎えられるはずです。

それでは、映画とともに、よいお年をお迎えください!

40代が「涙活」できる 泣ける映画5選

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